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[JHM] アンチエイジング医療での美容・痩身④

[ 2008/8/8 ]
メタボリックシンドロームは、運動不足と過食により内臓脂肪が蓄積され、それに加え血圧や血糖、脂質の異常がリスクを高めるが、栗原教授は内臓脂肪蓄積の前段階として、脂肪肝の状態があると指摘する。
この脂肪肝の状態を解消する手段やLDL、HDL、TGなどの改善、体重減少のサポートとして、栗原教授は行動変容後にL-カルニチンを積極的に用いているのだという。
これらのL-カルニチンのエビデンスデータを患者に示すことで、患者に無理なく生活習慣病のリスクを低下させることに成功している。
栗原教授はこれらの対策を既に自由診療として行なっている。メタボ健診から自由診療への移行の工夫を質問すると、患者さんの生活習慣の弱点を見つけることで、患者さんの懐に入り込み、信頼関係を築くことが早道であるのだという。
また、先日内閣府がまとめた「食育に関する意識調査」では、メタボリックシンドロームの意味まで知っている人は、87.6%にもなったが、その一方で予防や改善のために、食事や運動を半年以上実践している人は30.3%だったという。
その差57.3%が、現時点で“分かっちゃいるけど止められない”層となる。半数以上がここに入るのだ。さらに、食事や運動の努力を継続しているのは、男性では70歳以上、女性では60歳以上が最も多く、男女とも30代では20%にも達しない。
男女とも予防が効果を発揮する30代を中心に、約半数以上の“分かっちゃいるけど止められない”層を引き込むには、すでに知っている、メタボリックシンドロームについての情報よりも、メタボと美容やダイエットなどの情報でないと、行動変容するのは容易ではないと本紙は考える。



(JHM75号より)
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