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NMNはもはや若返りだけの役割にとどまらず

[ 2021/10/10 ]
172_05


片頭痛など疾病の予防に効力及ぶ

キーワードは「脱アセチル化」


ここ数年、NMN(ニコチナマイド・モノニュークレオタイド:β‐Nicotinamide Mononucleotide)は、空前の“若返り願望ブーム”の一翼を担わされてきたと言っていい。
ブームに便乗したネット製品を中心に、次々とNMNサプリメントが登場してきたからだ。
あえて、数々の商品の優劣については言及しない。しかし、単に「若返り」ブームだけが先行し、NMN本来の若化作用を理解し、製品化された商品はほとんどと言っていいほどない。
本紙JHMでもたびたび触れた医療機関専売の“脱アセチルNMN『メトセラNMN』” (友愛製薬・開発製造、PRSS.Japan・流通)だけは、そうした類いの製品でないことは間違いない。
JAAS学術顧問でもある宇野 克明医師が著した「医師が見つけた若返る3つの魔法(ごま書房新社)」に、その答えが詰まっているからだ。
お読みいただいた読者の方も多いと思う。そして、宇野医師からは「もはや、NMNは若返りだけの役割にとどまらず、各種疾病の治療、予防にまでその効力が及んでいる」として、JAASネオエイジング分科会の協力を得て臨床研究をベースにした新たなNMNの作用機序を見出している。
10月上旬発刊の新書「片頭痛が消えた!(ごま書房新社)」にその全貌が掲載される。



出典:健康と医療0172号5面

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