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新型コロナで米女性が「切らない美容医療」への関心高まる

[ 2021/10/10 ]
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米国形成外科学会(ASPS)は、本年4月に新型コロナウィルス(COVID-19)のパンデミックが直撃した2020年のアメリカの美容医療の市場動向データを発表した。
この結果から、パンデミックにより美容医療業界の消費者動向に急激な変化があったことがわかる。
それは主に、人気施術の変化、そして消費者の美容整形に対するイメージの変化である。


米国の形成外科医は、COVID-19により、2020年に平均して8.1週間、不要不急な外科手術の実施を停止したと報告した。
これはつまり年間15%もの手術数の減少であり、結果として美容外科手術の総数は2020年に急激に減ったことになる。
さらにASPSによると、アメリカ人がパンデミックの間に形成外科に対してよりポジティブなイメージを抱き始めたデータが示されたという。
このリサーチは市場企業の全国調査をまとめたもので、1000人以上のアメリカ人女性からの回答を分析している。そして彼女たちが美容形成そのものや、それぞれの施術についてどのように感じているかを詳しくデータ化した。
その結果、対象の女性のうち11%は、パンデミック以前にくらべて美容整形手術、もしくは所謂「切らない美容医療」に対する関心が高まった、というデータが示された。また、すでに美容形成の施術を経験がある女性はさらに24%ものさらなる興味の増加を示した。



出典:健康と医療0172号4面

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