飲む日焼け止め・美白サプリ「クリスタルトマトR」や目元のしわ・たるみをケアする「アクアミネラル　パフィネス　イレイサー」のブームの火付け役となったシンガポール医療専門商社Eye-Lens Pte.LTDが、２０１７年２月に新商材を日本国内にてリリースすることが本紙の取材で明らかになった。今回は女性のデリケートゾーンの悩みを解消する錠剤で、特に膣の引き締め効果において臨床実験を多数行っている商材だ。



２０１７年２月、新たに日本での発売が確定したのは、女性のデリケートゾーンケア製品「ジルギョンイ・プレミアム」だ。「ジルギョンイ」シリーズは、膣炎・膣弛緩症・膣乾燥症改善の他、膣収れん効果、不快な臭いの除去、膣の分泌物の軽減、生理痛緩和、尿失禁改善などの効果があるが、今回新しく日本国内でリリースされる製剤は、シリーズ製品の中でも膣縮小（引き締め）に特化した「チルジョンイ・プレミアム」で、すでに正式リリース前であるが、複数の美容皮膚科、産婦人科から問い合わせが来ているという。
製造元の韓国ハウドンチョン社は女性清潔剤専門メーカーとして２００９年に設立された研究開発・医薬品開発を行うグローバル製薬メーカーで、膣炎予防、膣弛緩性や膣乾燥症の予防を目的として様々な臨床実験や研究開発を行っており、こうした技術ノウハウは世界１６か国で特許を出願している。
２０１５年には大韓民国ビューティー大賞女性清潔剤部門にもノミネートされた同商品は安全性や効果の面もお墨付きで、同年に韓国皮膚臨床化学研究所が行った人体適用臨床試験では、保湿、肌のトーン改善、肌の弾力（真皮層）改善に優れた効能がある他、安全性テストでも問題ないことが立証されている。
もう１点、同製品が特に注目されている理由は、膣を清潔に保つための作用機序が同様の既存製品と大きく異なっている点だ。
女性の膣内部を清潔に保つためには、常に弱酸性（ｐＨ４．５）を維持することが大切で、このバランスが崩れることで細菌が繁殖し、膣炎、臭い、痒みといった症状の原因になる。従来のデリケートゾーンケア製剤では乳酸を膣内部にもたらす効果はあったが、一時的な洗浄効果があるだけで維持することは難しかった。しかし、膣炎・膣弛緩症・膣乾燥症の研究を長年行っているハウドンチョン社が開発した「ジルギョンイ」では、膣内乳酸菌（有益菌）の生成促進作用に着眼し、製品を膣内に取り込むことで膣内部の乳酸菌が自発的に乳酸を分泌されるように酸度を調整しており、ｐＨ調整の原理が今までのデリケートケア製品とは全く異なっている。
人体科学の原理を応用した製品のため、長期的な効果がみられると同時に身体に対しても無害であるといえよう。
さらに同製品は成分にもこだわっており、アロエベラ葉エキス、ペパーミント葉エキス、サボテンエキス、イチョウの葉エキス、ツボクサエキス、トウキエキス、クララエキスという７つの植物由来成分で作られており、４歳以上の女性であれば誰でも安心して使用することができる。さらに様々な安全性検査を行っており、アメリカＦＤＡへの認可はもちろん、ＫＯＴＩＴＩ安全性試験では有害成分不検出認証を、韓国建設生活環境試験研究院によるＫＣＬ試験ではアンモニア脱臭テスト、トリメチルアミン脱臭テストにおいて高い安全性を立証している。
最後に同製品の膣内部における効果について改めて詳細を記載する。
２０１５年に韓国皮膚臨床化学研究所が行った人体適用臨床試験では、真皮緻密度（肌の奥の弾力）改善率が２週間使用で５．５５％、４週間使用で８．７１％増加したことが認められた。また複数の被験者において膣の真皮層の厚さ・密度も上昇して弾力が改善されていることが分かった。また肌の水分改善率が２週間使用で３８．８１％、４週間使用で５２．３２％増加した。また分光光度計によって肌のトーン（黒ずみ）改善の分析を行った結果、２週間使用で１．０４％、４週間使用で１．３７％の改善が認められた。
韓国で既に爆発的な人気を誇る「ジルギョンイ・プレミアム」は、医療機関専売品として販売されるが、ＯＥＭでの製造も可能だという（価格は未定）。
詳細についてはＪＨＭ編集部?０３-６２２２-３１２１またはinfo@e-jhm.jpあるいは輸入元Eye-Lens Pte.LTD美容事業部?０３-６２７３-７４４１（梅津・中城）まで。