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一般社団法人 JAAS日本アンチエイジング外科学会

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104回日本美容外科学会国内外から医師ら1400名が参集

[ 2016/6/26 ]
第104回日本美容外科学会の総会が先ごろ、盛況のうちに幕を閉じた。 会場となった東京港区溜池のANA INTERCONTINENTAL TOKYOには2日間あわせて1400名(医療関係の参加者817名、講師、企業関係者600名弱)を超える来場者が集い、近年まれにみる来場者数を記録した。 こうした背景には、104回の会長に就任した聖心美容クリニック統括院長・鎌倉 達郎MDがおよそ1年以上をかけて世界の関連学会、団体そして学閥、派閥を超えて講師となるドクターらに粘り強く声をかけてJSASに集ってもらうよう働きかけてことが大きい。さらに、学術展示も過去最大に近い規模となり、協賛した展示社自らが懇意のあるいは業務上関係するクリニック、医師らに来場を促したことも、今回の成功の背景ともいえる。
開会あいさつでは「世界トップクラスのドクターを招聘して特別招待講演をお願いし、世界最大級の美容外科学会IMCASはじめ国内外の学会との連携さらには2日間にわたるライブサージェリーを用意させていただいた」と鎌倉会長のいうとおり、Steven Cohen医師、Sydney Coleman医師、Guy Magalon医師ら錚々たる美容外科医が来日した。アジアからも韓国、香港、ベトナム、タイからシンポジストとして数多く来日し講演をした。  そして初日には、聖心美容クリニック本院のライブ会場からスパクリニック院長・鈴木 芳朗MDのスレッドリフトが、また2日目には山本クリニック院長・山本 豊MDの鼻形成のライブ映像が会場に中継で配信された。  年次総会のライブフォーラムや年間20回を超えるライブ講習会でライブ供覧や映像配信を実施しているJAAS、JAASアカデミーでは当たり前となっているこうした光景だが、メイン会場となったRoomAには、競って席を埋める医師らが多数押し掛け、食い入るような眼差しで中継されるライブ映像を供覧していた。  とりわけ、シリコンを取り除いた後の修正術として鼻尖軟骨縫縮術をライブ公開した山本医師には、術前、術中を通じて会場から次々と質問が飛び交い、座長・広比 利次(リッツ美容外科院長)のコメントも含めて会場内は有意義な議論の場と化した。  「人のオペを観て研さんする機会があまりない若い先生方には、こうした手術を供覧しぜひご自身のこれからの美容形成のスキル向上のヒントにしていただきたい」と広比MDが呼びかけたとおり、JSASそして先陣を切ってライブ供覧の場を提供してきたJAASや多くの学会、団体がこれからも美容医療業界の発展のために競い合い、時には協力しあいながら「ライブ授業」を続けていってほしい。  知識の習熟はもちろん欠かせない。しかし美容医療こそ、技術の向上あってはじめて業界がさらに成長、成熟し社会からの認知が進む。それは何よりユーザーからの信頼を勝ちとり安全で確かな美容医療のスキルを提供していく使命があるからに他ならない。
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