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この講演は見逃せない 山本医師、第5回ライブフォーラムで 封印の修正術を動画交え「肝」を明かす

[ 2014/10/20 ]

第5回JAAS東京ライブフォーラムが9月28日(日)29日(月)の2日間(TKP赤坂駅カンファレンスセンター13階全ホール)いよいよ幕を開ける。JAAS主催のもと、後援にはJAASアカデミーがつき協力体制で運営されるがフォーラムでは、過去のプログラム構成と同じように、美容医療、アンチエイジング内科、美容歯科の臨床研究、最新医療知識の習得やクリニカルエステ術も含めた症例検証のための学術発表の場を設けつつ、他に類のない運営として、会場とライブ現場(東京皮膚科・形成外科)とを結んだ2次元同時中継のライブ上映も設けている。美容アンチエイジングに求められるスキルを「技術・経営・法務」として、あくまでも実践的な講演内容にこだわるコンセプトは今年も踏襲されることはいうまでもない。開幕初日28日(日)、演壇に最初に立つ山本クリニック 山本 豊医師の動画を交えた講演はその象徴となるはずだ。

 主催者 一般社団法人JAAS日本アンチエイジング外科・美容再生研究会の姉妹校となるJAASアカデミーの学長として、多種多彩な美容形成術をライブ(山本美容整形塾)を通じてJAAS会員やアカデミー塾生に伝授する山本医師にはファンが多い。
 お互いのスキル、術式、デザインなど集患の上で、差別化の「肝」になる美容医療の世界にあって、惜しげもなくオープンにし術中でも丁寧でわかりやすい解説と、習熟度合にあわせた手術の勘どころを伝授してくれるからに他ならない。
 まさに「実践派教室」を自他ともに認める山本塾の取材レポートは、本紙JHMで毎回のように掲載されており、今号9面でもその一端が紹介されているのでぜひ、一読願いたい。

 では、なぜ山本医師がここまで「手術の要諦」をつまびらかにできるのか?
 美容医療クリニックとして開業以来、「美容形成の修正術」に特化してきたからだろう。いわゆる他院からの二次手術が山本医師の「腕の見せ所」といっていい。そのため一方でプライマリーの患者にとっての最善の美容形成スキルをも熟知している。つまり修正術のスペシャリストだからこそ、初期手術を標準的な技術としてライブ講習に参加する美容医療医に教えることが可能となる。
 逆説的にいえば、山本医師でさえ修正術は滅多に「観せる」「教える」「オペをやらせる」ことはない。
 そんな同医師が、今回の講演で動画を交え修正術の「肝」を初めて明らかにする。
 開示される内容を、山本医師の講演の要旨から拾ってみた。
「保険診療の危機感が広がる中、自費診療の拡大には目を見張るものがある。特に一部の医療機関では、その『質』を売りに保険診療疾患を自費診療で行う現象も認められるようになってきた。他方、美容医療に対する保険医の関心が高まっている。しかし、その供給に足り得る『質』が無いままに治療を行う医師も増加し、美容診療トラブルには、目を見張るものがある。


トラブル招かないための挙筋腱膜、瞼板前組織の処理など投げかける

これは、手術に限らず『プチ整形』と呼ばれるボトックス注射やヒアルロン酸注入において散見される現象である。JAASアカデミーでは、美容外科医として失敗しない手技を学ばせることを主目的に、数々の講習会を開催しているが、修正症例の問題点を明らかにし、反証することも非常に重要である。今回は、あえてプチ整形でのトラブルや上眼瞼手術のトラブルをご紹介したいと考え、初めて修正症例の詳細を、動画にて供覧したい。こうしたトラブル症例の治療法を御紹介することにより、眼瞼手術におけるトラブルを招かないために私が行っている留意点についても詳細に言及したいと考えている。また、こうした結果とならないために、私が行っている従来手術との相違点について言及し、挙筋腱膜の処理、瞼板前組織の処理についてもご説明する予定である」
 本講演と動画解説の内容に対する期待は大きい。関心があるがまだ事前参加登録をしていない医師はぜひお早目のお申込を呼び掛けたい。

 なお、28日の夕方から、山本医師による「下眼瞼形成 ハムラ変法」のライブ中継が、東京皮膚科・形成外科からSkypeで生配信され、会場内で供覧することになる。これも見逃せない。
●2日間を通じて、会場内では写真、動画撮影は一切禁じられています(演者、術者の版権、症例写真の個人情報保護など)。くれぐれも撮影はお断りいたします。

(JHM122号より)

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