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現代人はストレス過多 オイスターが有用性を発揮

[ 2014/5/23 ]

今回は、全国の相談・漢方系薬局向け弊紙別冊号として掲載されたワタナベ活性型オイスター(以下オイスター)のストレスに対する有用性のエビデンスについてダイジェスト版として紹介したい。

現代人のストレス過多な状態は、年々深刻の度を増している。
職業、仕事内容の多角化や生活環境の変化、人間関係、コミュニケーションの多様化などのライフスタイルの変化で、ストレスが過多になりやすい。その結果の一つとして、ストレスを強く感じる人が増加傾向にあるのではないか。ストレスは万病のもとであり、ストレス過多状態にあると、たとえば不眠が生じたり、生活習慣病といわれる糖尿病の発症や悪化、うつなどの精神症状、認知症、アルツハイマー病の危険性もあるという。
ストレス過多で様々な症状の引き金となっているのが活性酸素(酸化ストレス)だ。その活性酸素を消去し、ストレスに負けない心と身体づくりに役立つというワタナベ活性型オイスターの有用性を紹介していこう。

試験は酸化ストレスを惹起している2型糖尿病患者(HbA1c6.5%以上n=30)を対象に実施された。二重盲検並行群間比較試験とし、男女比がほぼ等しくなるようにオイスター摂取群15名、プラセボ食品摂取群15名とした。摂取方法は、1日12粒を8週間連続摂取とし、4週、8週後にDNAの酸化損傷マーカーである8‐OHdGの尿中での生成速度の測定を行った。
その結果、オイスター群の8‐OHdGの有意な低下が観察された。これにより、オイスターのDNA抗酸化作用が示された。つまり、オイスターが細胞内の過剰な活性酸素を消去する事を確認できた。


両新媒性の抗酸化物質(CG7)が血液脳関門を通過 

研究はさらに進み、渡辺オイスター研究所と北海道大学との共同研究で両親媒性(水溶性且つ脂溶性)の抗酸化物質が牡蠣肉の抽出エキスから発見されCG7 (E6 )と命名された。
CG7は、ビタミンC、ビタミンEの約2.4倍の抗酸化力があることがORAC法により証明されている。

更にCG7は、血液脳関門を通過することが渡辺オイスター研究所と大阪バイオサイエンス研究所との共同研究で確認された。
血液脳関門は、脳の保護機能として、血液中の物質を簡単に脳内に通過させない仕組みとなっている。低分子であり両親媒性のCG7は、血液脳関門を通過した後、さらに脳内の局所に浸透し、活性酸素を消去し、脳機能を保護することに期待が寄せられている。


ストレス軽減担うレム睡眠も促す

レム睡眠の機能として、記憶の固定化は以前から有名であるが、近年アメリカ睡眠学会において、過小評価されてきたレム睡眠が、「レム睡眠にこそ情動ストレスの解消過程がある」、「レム睡眠があると、幸福の反応が高まる」ことが発表され話題となっている。
牡蠣肉エキスに含有される両親媒性の抗酸化物質の脳における抗酸化作用の応用として、睡眠改善作用が推測され、研究が行われた。
試験方法としては、信頼性の高い客観的な測定方法である脳波測定を用いて研究が行われた。試験は、不眠で疲労感を持っている被験者(アテネ式不眠尺度が6点以上は不眠症)30名を選択し、実施された。
二重盲検並行群間比較試験とし、オイスター摂取群15名(平均年齢43.5±8.1男性7名、女性8名)、プラセボ食品摂取群15名(平均年齢43.0±7.6男性7名、女性8名)とした。摂取方法は、1日12粒を4週連続摂取とし、摂取前と摂取1週目、2週目、4週目の脳波を測定した。
オイスター摂取群とプラセボ食品摂取群のレム睡眠変化量(増加量)を比較するとオイスター摂取群のレム睡眠増加量は各週においてプラセボ食品摂取群より有意に増加していることが確認された。つまり、オイスター及びプラセボ摂取1週間後においてオイスター摂取群では12分レム睡眠が増加しているが、プラセボ食品摂取群では、4分レム睡眠が減少していた。2週目、4週目においても同じ現象が認められ、脳波におけるオイスターの抗ストレス作用が示唆された。
更に、ストレスの主観的評価であるPOMS試験を用いて、オイスターの抗ストレス作用を主観的に示したのが次の試験だ。
試験は日頃から疲労感や睡眠問題を自覚している成人勤労者男女17名を対象に、オイスターを1日12粒、8週間連続摂取したときのストレス、疲労に及ぼす影響について調査した。
結果、抑うつ症状が摂取前68.1±5.8であったT得点が1週目から有意差が認められ、4週で健常域である51.9±6.6に減少することが確認され、オイスターがストレスを軽減し、ついで抑うつ状態も改善する事が認められた。
コルチゾールはストレスホルモンとして有名であるが、唾液中のコルチゾールを測定することにより、ストレス状態が確認できる。
ヒトはストレス状態にあると夜間にコルチゾールが多く分泌され、起床時には逆にコルチゾールの分泌は低下する。要するに、ストレス状態にあると起床時のコルチゾールが低いということだ。
試験は、ストレスを抱えた27名(平均年齢42.2±2.1、男性14名、女性13名)にオイスター1日12粒を8週間連続摂取とした。
その結果、起床時の唾液中のコルチゾール濃度は、6.38±4.12から9.68±6.36と有意に上昇を示した。つまり、オイスター摂取により、起床時のコルチゾール濃度が上昇したということは、客観的にストレスが軽減したことを示している。
今回の研究データでは、様々な角度からオイスターの抗ストレス作用を紹介した。
ストレス過多の現代人は、脳内の活性酸素が過剰となりやすい。その活性酸素に起因する不眠や生活習慣病、うつなどの精神症状、アルツハイマー病などのリスクと常に隣りあわせだ。とくにに近年ではアルツハイマーなどに対して脳の中の活性酸素の消去が必要であることがわかっている。
その脳内の活性酸素を消去する抗酸化物質や脳内の活性酸素を消去する酵素活性をあげるために微量元素の摂取が重要である。ところが残念ながら、アルツハイマー病になる方は、偏食が多いということが報告されている。その偏食を改善するために、サプリメントで足りない栄養を補っていくことも手段であろう。
同研究所の渡辺 貢代表(PhD)は、「過大評価も過小評価もせず、ありのままを捉えることが重要であり、その人に足りない栄養素を補ってあげるだけで、多くの生活者の健康が守られます」という。
昨今、サプリメントの機能性表示の解禁が話題となっているが、確かな安全性とエビデンスを基にその人に合ったサプリメントを選ぶことをお勧めする。もちろんオイスターの人に対する安全性は確認済みだ。
今後、ストレス過多な現代人の健康づくりにオイスターが一役を担うことを願ってやまない。


(JHM118号より)

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