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認知機能障害のメカニズム解明つづく

[ 2014/2/26 ]
玉医大・菅らは2型糖尿病の発症初期で海馬変性を確認
核心部分「学習・記憶障害の改善」は未だ明らかにされず
クスリではない、天然由来の両親媒性抗酸化物質に可能性!?

 糖尿病患者は、同年齢の健常者に比べ高次認知機能の低下が指摘され、認知症を引き起こしやすい。とくに2型ではその障害が学習・記憶に影響し、動物病態モデルを用いた研究では糖尿病によって起こる組織損傷には酸化ストレスが関与し、その結果認知機能障害をもたすことが明らかになっている。しかし2型糖尿病が学習障害をもたらすメカニズムは未だわかっていない。埼玉医大の研究チームによる2型糖尿病モデルラット(OLETF)を用いた動物実験でも、学習障害と脳内抗酸化酵素の増加傾向とが相関する結果を導いており、脳内酸化ストレスが学習障害をもたすことまでは立証されているが、同時に検討された研究課題である認知機能障害の制御(改善)には至っていない。
(以下本文はJHM117号別冊に掲載中)

(JHM117号より)
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