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一般社団法人 JAAS日本アンチエイジング外科学会

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認定医の申請受付はじまる [JHM]

[ 2012/9/24 ]
JAAS理事会が正式に「名称」「取得要件」承認

「認定資格は特別な専門性ではなく、スキルアップの動機づけに」(理事会)

1年間で20単位以上、入会年数1年こえる対象者は過去にさかのぼって換算へ



2010年発足したJAAS日本アンチエイジング外科・美容再生研究会には、多くの分野から評価と賛同の声が寄せられている。実践的な美容医療、再生医療そしてアンチエイジング外科・内科・歯科の治療術そしてクリニカルエステ術を学び、技術の習熟と研さんを共にしていくJAASの活動に共鳴し、今や美容医療を実践する医師のみならず、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科など一般医療からの入会が後を絶たない。また歯科やエステティシャンなど活動に対する関心層は広がりをみせる。こうしたなか、理事会で検討されてきた「認定医」資格制度が正式に決定。正式な名称、その認定要件、そして申請の手続きが理事会の承認を得て、正式に始まった。名称はJAAS認定「美容アンチエイジング認定医」、として、資格要件の一つとなる履修単位は1年間で20単位以上の受講単位を取得することとした。申請受付はすでに9月からスタートし、定例で開催される理事会および認定医認定委員会のもと審査を経て、「認定医証」が与えられる。「資格を与えることで美容医療やアンチエイジングの診療医に何か特別な専門性を認めるのではなく、あくまで知識とスキルアップのための動機づけと捉えてほしい」と、資格制度の趣旨について理事会ではいう。その背景には「美容医療、アンチエイジングはすべてに開かれた医療であり、修学することに診療の専門性は問わない」とするJAAS設立の理念があることはいうまでもない。


あえて美容医療での専門性を重視した入会資格を設けず、経験者、初心者の壁を取り除いたライブ講習の「美容整形塾」には、広く他科診療の医師や、歯科医の入会が相次いでいる。JAAS発足からおよそ2年半を経過、1年間で20回を優にこえるライブ講習会、医科・歯科の解剖学実習執刀トレーニング、現地派遣研修、美容医療入門講座さらにはアンチエイジング内科、メディカルエステ術の実技講習などを開催し、受講者からは評価が高い講習会も少なくない。 
何よりその理由として挙げられたのは、「より実践的な実習やライブ講習に留まらず、具体的な技術指導が受けられ、受講者自らも施術に参加できる」という声だ。また、経験年数の浅いあるいは、これから学び導入していこうという初心者に対しても、より敷居を低くした講義、実技内容が専門性の高い中にも盛り込まれていたことから、「参加していても気後れせず、初歩的な質問や疑問を投げかけられた」と、広く門戸を広げた研究会の趣旨どおりの成果をみている。

こうしたなか、理事会で検討されてきた「認定医」資格制度が正式に決定。正式な名称、その認定要件、そして申請の手続きが理事会の承認を得て、正式に始まった。名称はJAAS認定「美容アンチエイジング認定医」、として、資格要件の一つとなる履修単位は1年間で20単位以上の受講単位を取得することとした。申請受付はすでに9月からスタートし、定例で開催される理事会および認定医認定委員会のもと審査を経て、「認定医証」が与えられる。
単位は、講習会開催ごとに明記される受講単位数が換算されるが、起算日と期間は入会日以降の1年間とし、過去にさかのぼっての履修単位の換算が行われることになる。申請・審査後「認定医」資格が授与されれば、その認定日から3年間の資格有効期間が設けられることになる(継続的な修学を続けてもらいたいとの趣旨から1回目の3年間に限り、10単位以上の履修と学術大会を兼ねたフォーラムの参加が求められる)。
入会年数が1年を超えている登録医の場合、過去にさかのぼっての換算となるため、申請受付の期限が設けられた。9月中には会員医師に受講単位数の通知が行われ、申請者は11月末までに申請手続きをしなければならない。
一方、入会してからまだ間もない医師では、1年間の期間で20単位以上の履修をめざすことになる。
制度および申請手続きなど詳細は、JAAS公式サイトhttp://www.jaas-online.comを参照に。

理事会では、多くの会員が「認定医」資格を取得してほしい、として2012年9月からの下半期もさらに講習カリキュラムの充実をはかり、実践的なスペシャリストを輩出していくための講習・実技プログラムに力を入れていく。



JAASの活動領域
新たな施術、治療に対してその発表と経時的な検証、さらには臨床解剖学、生理学などの基礎と実習を通じて、より治療効果が確認でき限りなく副作用のない抗加齢美容領域のスキルの習熟をめざす。
美容外科・形成の治療術、検体を使用した解剖学実習、低侵襲・非切開法による施術法や、美容・医療機器を使った美容医療を中心に、内科的なアプローチにも焦点をあてる。また、美容歯科としての歯科口腔分野にもトレーニングの幅を広げ、医科・歯科の役割を議論しながら連携への道も検討していく。
また内科的な施術では点滴、オゾンクレンジング、オーソモレキュラーメディスン(サプリメント療法)など美容外科学的にも適用が可能な理論とスキルも学ぶ。さらに実践的な幹細胞、GFセラピー、遺伝子美容皮膚再生などの再生医療にも研修の領域を広げ、会員同士の症例発表・交流も行い、適正な美容・アンチエイジング医療を普及する。



(JHM106号より)
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