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最強のアンチエイジング・カクテル評判上々 [JHM]

[ 2012/5/25 ]
ENMと紫イペ配合のドリンク「紫イペのちから」
第3回JAAS東京ライブフォーラムで美容系医師からも注目



ぜひ一読してもらいたい新刊書「ガン臨床医からのメッセージ ガンと向き合うあなたへ」(ごま書房新社)を、本紙にかつて紹介したところ医療施設はもちろん、相談薬局からも大きな反響を呼んだ。著者は本紙でも何度か取り上げた、ガン治療の名医・川口 雄才医師で現在、医療法人 一祐会 藤本病院の病院長に職に就く。ガン手術で3000症例を超える執刀経験をもつ一方、手術、低用量の抗がん剤、放射線治療に加え、免疫賦活、抗酸化作用が極めて高いとされるメディカルサプリメント「紫イペ」を併用する新たな治療法を検証し、ガン治療学会などでそのエビデンスを報告してきた。そして川口医師は『ともすると現代医療は病気を克服するための身体を弱くしてしまう。本来、身体を強くして病いに立ち向かっていかなければならないのに、これでは本末転倒ではないか』と警鐘を鳴らしている。身体を強くしながらガンや生活習慣病などの疾病にも打ち勝つには、日頃のアンチエイジングが欠かせない。そんな日頃の身体のメンテナンスに“酵素を超える酵素”といわれるENM(有用微生物発酵代謝キス)をベースに「紫イペ」を配合した
ドリンク品「紫イペのちから」が開発され、先ごろ開催された第3回JAAS東京ライブフォーラムで初めて出品された。ENMの生理活性作用に「紫イペ」の免疫、抗ガン、抗酸化作用が融合した“最強のアンチエイジング・カクテル”と前評判は高い。


川口医師が推奨「紫イペ」

さて、本題の“最強カクテル”「紫イペのちから」に論を進める前に、川口医師が著した書籍「ガン臨床医からのメッセージ ガンと向き合うあなたへ」のおさらいをしてみたい。

「ガンを悪性新生物と名付けているとおり、もともと自分の細胞だったものが突然変異して悪性な新生物にかわる。つまりこの細胞はもはや自己細胞ではなくなっており、自らの生体に別の細胞に対して免疫力を高くすれば非自己であるガン細胞を攻撃してくれます」

つまり、原因のわからない病気「ガン」に対して対処療法だけの医療では、根治療法にはならない。自己免疫を上げることの方がよほど合理的なのだと話す。
この自己免疫をあげる方法の一つが川口医師の長年の臨床研究でエビデンスを積む上げてきた「紫イペ」なのである。

「私自身、外科医ということもありその有効性と限界はわかっているつもりです。その技術は今後飛躍的に進歩することは難しい。しかしとりあえず患部を切除するという考え方は、医師だけでなく患者さんも望むケースが少なくありません」

川口医師、外科治療を決して否定しているわけではない。しかし、その限界を痛切に感じている箇所でもある。放射線治療もまた同じような限界という。なぜなら、転移ガンに対してなすすべがないのだと語る。さらに、先端医療と言われる遺伝子医療、RNA干渉治療も期待はかかるがまだまだ発展途上の感が否めない、という。
こうした「ガン治療」の現状を見る中で、川口医師が導き出している結論は、低容量の抗がん剤の投与で自然治癒力を高め、併用するかたちで機能性食品「紫イペ」を使っていくことだ。

同書の後半「ガンを生き抜くためには」の章で、過去に川口医師が行ってきた治療について、その症例がふんだんに掲載されている。
緩和治療、あるいは延命治療として関わってきた川口医師が、実は「驚くほどの完治」をみた事実にまで本書は踏み込んでいる。補完療法として治療プロトコールに入るケースの多い「紫イペ」についても、基礎研究、臨床試験を通じて明らかになったエビデンスも紹介されている。


赤澤博士が開発した酵素を超えた酵素ENM


そんな「紫イペ」にさらに強い機能性素材が加わった。酵素を超えた!酵素「ENM」である。
少し難しいが「ENM」の特性とその製法を説明したい。微生物学では世界的に知られる赤澤 一三博士が開発したもので、微生物が発酵から産生した酵素を、博士が研究し考案した特許製法で安定した状態にまで可逆的に低分子化した酵素様低分子ペプチドにしたものだ。このプロセスで、人工的な手を一切加えることはない。

周知のように、人間は生命活動に不可欠な消化酵素や代謝酵素などの「体内酵素」を生体内でつくりだしている。しかし、加齢とともに体内酵素は減少してしまう。そこで、酵素食品を摂取して補おうという栄養療法が流行った時期もあった。
しかし、市販される酵素食品のほとんどが加熱処理によって失活し、胃酸によっても変性する性質がある。さらに酵素が高分子であることから腸壁から吸収されることはほとんどない。この欠点をすべてクリアしているからこそ、ENMが「酵素を超えた酵素」といわれるゆえんである。

もう少し説明を加えれば、一般の酵素食品、飲料は、野菜、果物、海藻、穀類などのもつ栄養素を、黒糖や砂糖などの浸透圧を利用してエキス抽出させる。そして発酵菌によって長期熟成させることで、その機能性をよりあげるもの。しかしENMは赤澤博士が独自開発したAK菌株と呼ばれるものを使うことでしかなく、AK菌株の代謝産物がより多く産生するように開発された発酵の植物性の基材を使うのみだという。その発酵熟成期間はたった6カ月しかかからない。
この6カ月が分子が最も安定した状態で低分子化するちょうどよい期間ということになる。


ENMは免疫機能、生活習慣病に加え、美容、ダイエットに確かなエビデンス積み上げる

さてENMの生理活性作用だが、長年積み上げてきた多数のエビデンスには驚く。骨粗鬆症に対する有用性、多種の生活習慣病、免疫能の改善、関節炎の抑制などそのデータは多岐にわたる。

さらに、ダイエット領域でも膵臓中のリパーゼの脂肪分解反応を阻害することにより肥満を抑制したり、糖吸収を抑制したりと、明らかな有効データを示している。また美容でもコラーゲン活性を促進し、メラニン色素細胞の活性化を抑制する研究データももつ。

実はこの美容効果を期待して、大手エステサロンがこのENMのみのドリンクを発売して、売上を伸ばしているようだ。
余談だが、本紙記者が2週間試飲を試みたところによると、「体温が明らかにあがった」とする体感を得ている。
いずれにしても「紫イペのちから」はENMに「紫イペ」が加わった“最強のアンチエイジング・カクテル”となったことから、それを上回るヒットを飛ばすことは間違いない。
流通販路は、あくまで医療、相談系薬局そして個店レベルのエステ店に限ると発売元のイペ販売ではいう。


■並外れた臨床データを示す「紫イペ」

紫イペに関する研究は20世紀半ば、イタリア、ブラジル、アメリカ、アルゼンチンで、医薬品原料の開発をするために始まった。中でも、68年にブラジル・レシーフェ抗生物質研究所のデリマ博士が、紫イペから「ラパコール」という色素を抽出して肉腫(腫瘍)を移植させたマウスに投与したところ、84%の肉腫を抑制したことで、その後の研究を加速する。

そして「紫イペに含まれる色素ラパコールに抗がん作用が認められた」として、この研究成果はたちまち世界中の科学者の注目の的に。
その後、研究が進むにつれ紫イペの有効性は堰を切ったように明らかになっていく。その有効性を示す生体への作用は、抗がん、免疫増強、血糖値低下、利尿、抗炎症、貧血改善、血流改善、止血、降圧、肝機能・脂質代謝異常の改善など多岐に及んでいる。

そもそも紫イペ(学術名:パウデアルコ)は伝承薬としてインディオが好んで用いていたが、80年代後半に、パーツルイズ医師らによって初めて現代医療に導入された。その臨床的な効果はめざましいものだったことは、当時のブラジルの新聞、雑誌で大々的に紹介された。このパーツルイズ医師が診たひとりの患者は、子宮ガンを患っていましたが10日間服用した末、出血が止み長い間苦しんできた痛みが消えてしまった。しかも、その後この患者がどれほど長生きしたかを追跡したところ、全く健康体として日常生活を送りながら長寿をまっとうしたことが確認されている。(サンパウロ図書館に研究論文が各国語で所蔵)

ブラジルでは、今では紫イペの治癒力が多くの診療所や薬局で推奨され、アルゼンチンでは、テオドロメイヤー博士の指導によってアルゼンチンのがん患者に提供されている。南米の国では、もはや伝承薬草が現代医療に導入されているのである。
メイヤー博士によれば、アメリカでも多くの患者が「紫イペ」によってその病から蘇生していることが明らかになっているという。

たとえば、ユタ州の婦人が、がんによる痛みから紫イペによって開放された改善症例や、フロリダの男性が前立腺がんをビタミン、ミネラルを併用した食事療法と共に紫イペの投与で2週間後にがんを消滅させている。さらに、歯槽膿漏に苦しむイリノイ州の男性が、切開によって膿を摘出後、紫イペの効果によって24時間で痛みが止まり、その後の腫れ、膿汁も全く消えてしまったという報告もある。
もちろん、日本でも基礎・臨床研究が96年ころからスタートし、多くの研究成果があらわれている。

とりわけ有名なのが、先述の川口 雄才医師(当時・関西医大外科医)のチームによるもので、04年には、大腸がん、乳がんを患う患者さんにこの紫イペを5年にわたり投与し続けた研究成果を発表した(がん治療学会・緩和医療部門)。
この紫イペを投与しながら、あるがん病巣には腹膜破腫切除という方法を使ったり、低用量の抗がん剤を併用しながら、がん患者への治療を続けた。
そして5年生存曲線(5年にわたり患者さんがどのくらい延命できるかというグラフです)で、病巣によっては抗がん剤や放射線治療を上回る成果を出している。こうした紫イペに関る研究は驚くほどの成果をみせていることから、現在でも臨床試験に加えて、先述のとおり基礎研究にも精力的にトライしている。

さらに、手術によって侵襲物質のひとつ一酸化窒素合成酵素(iNOS)の産生物、NOが発生するが、その抑制に紫イペが大きく関っているということが明らかになっている。
「紫イペ」に関して日本で発表された研究成果は並外れている。関心のある読者は本紙95号に掲載されているが、JHM、JAASホームページhttp://www.jaas-online
で過去掲載欄にて閲覧することもできる。



(JHM104号より)
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