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一般社団法人 JAAS日本アンチエイジング外科学会

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2012年も “即戦力”の美容・アンチエイジング治療術のスキルアップと資格取得カリキュラムを、さらに充実へ [JHM]

[ 2012/1/10 ]
参加型ライブ講習、医科・歯科解剖学執刀トレーニング、美容医療入門講座、メディカルエステ術の知識と実践を

美容アンチエイジング基礎認定医(医師、歯科医)臨床エステティシャンなど資格制度本格化

(資格)特別な専門性ではなく、スキルアップの動機づけに




実践的な美容医療、再生医療そしてアンチエイジング外科・内科・歯科の治療術を学び、技術の習熟と研さんを共にしていくJAASの活動が本年の全日程を終えた。

あえて美容医療での専門性を重視した入会資格を設けず、経験者、初心者の壁を取り除いた「美容塾」には、広く他科診療の医師や、歯科医の入会が相次いだ。発足から今月で1年半を経過、1年間で20回を優にこえるライブ講習会、医科・歯科の解剖学実習執刀トレーニング、現地派遣研修、美容医療入門講座さらには、メディカルエステ術の実技講習などを開催してきた。受講者からは評価が高い講習会も少なくない。

何よりその理由として挙げられたのは、「より実践的な実習やライブ講習に留まらず、具体的な技術指導が受けられ、受講者自らも施術に参加できる」という声だ。また、経験年数の浅いあるいは、これから学び導入していこうという初心者に対しても、より敷居を低くした講義、実技内容が専門性の高い中にも盛り込まれていたことから、「参加していても気後れせず、初歩的な質問や疑問を投げかけられた」と、広く門戸を広げた研究会の趣旨どおりの成果をみた。

一方、昨年から理事会で検討されてきた資格制度もほぼ整備され、医師、歯科医対象には「美容アンチエイジング基礎認定医」、看護師、エステティシャンには「臨床エステティシャン」の資格がスタートしている。
ライブ講習で発布される毎回の修了証に加えて、会員であればその都度、受講単位が授与され、1年間での必要要件(受講単位)を満たせば、理事会の審査を経て、資格が与えられる。

「資格を与えることで美容医療やアンチエイジングの診療医に何か特別な専門性を認めるというのではなく、あくまで知識とスキルアップのための動機づけと捉えてほしい」というのが、資格制度を設けた理由のようだ。一方で、「美容医療、アンチエイジングはすべてに開かれた医療であり、修学することに診療の専門性は問わない」と理事会では強調する。

こうしたことから、2012年はさらに講習カリキュラムの充実をはかり、「臨床エステティシャン」をめざすための講習・実技プログラムも年明けには発表される予定だ。


2011年の講習会の歩み

○1月23日第1回DR山本美容整形塾「重瞼術・目頭切開術Live」
○1月30日DR重本「ミラクルリフトLive」
○2月6日DR小木曽「下顎骨切りLive」
○2月13日統合医療セミナー
○2月19日‐21日第7回美容解剖学実習」(大連)
○2月27日第6回「血液オゾン療法現地ライブ研修」○3月13日第2回DR山本美容整形塾「下眼瞼形成術Live」
○4月3日DR池田「PPP・ヒアルロン酸Live」
○5月15日DR Lim第1回「HANAKO Rhinoplasty Live」
○5月22日第3回DR山本美容整形塾「フェイスリフト・眉毛下切開リフトLive」
○6月12日歯科アンチエイジング「フィラー注入・メディカルエステ術現地ライブ研修」
○7月3日第4回DR山本美容整形塾「鼻形成術Live」
○7月10日DR Lim第2回「Quick Lift Live」
○7月31日第1回DR久保「眼瞼下垂修正術Live」
○9月4日DR池田・三田村DDS「ヒアルロン酸注入術」
○9月11日第5回DR山本美容整形塾「修正症例による豊胸術Live」
○9月17日‐19日第8回歯科インプラント・美容解剖学実習(大連)
○9月23日DR中間「幹細胞による美容皮膚再生術Live」
○9月25日DR Lim第3回「HANAKO Rhinoplasty・目頭切開術Live」
○11月6日保険診療医のための「美容医療・アンチエイジング入門講座」
○11月13日‐15日第9回美容解剖・執刀トレーニング(大連)
○11月20日DR Lim第4回「V-リフト・肌再生術Live」
○11月26日‐27日DR Huh「高周波治療術(脹脛・小顔・脇の下)Live」○12月4日第7回「血液オゾン療法現地ライブ研修」

JAAS設立の背景と目的
JAASの活動目的は、正しい美容医療・再生医療の技術の習熟と、新旧のスキルを比較検討しながら、継続的にまた経時的に症例を報告することで最良の施術、治療法を普及させること。また、そのためには、侵襲性を伴う美容整形・形成術を解剖学実習など基礎からの知識とトレーニングで学び、また、痛みを伴わない安全な非侵襲性のテクニックも研鑚しながら、Memberそれぞれがオリジナリティをもつ美容医療術をめざしていく。それにより、美容整形術のボトムアップをはかり、美容医療医のスペシャリスト育成や症例数では学際領域で難しい課題をクリアにしていく。
そして何より、美容医療クリニックが社会的にもより信用度を増すことによってクライアントの需要を高めると共に、受診者に対して高い技術の提供と医療サービスの向上を含めた質の高いアメニティを提案できる。また、こうした活動を通じて、日本のアンチエイジング外科、美容再生医療をアジアそして世界の専門医と連携して普及していくと同時に、美容医療マーケットのグローバル化の中で国際的にも競争力をつけていく起爆剤にしていく。

本会の活動領域
本会は、新たな施術、治療に対してその発表と経時的な検証、さらには臨床解剖学、生理学などの基礎と実習を通じて、より治療効果が確認でき限りなく副作用のない抗加齢美容領域のスキルの習熟をめざす。
具体的な発表、臨床研究、治療スキルの実践分野は…
美容外科・形成の治療術、検体を使用した解剖学実習、低侵襲・非切開法による施術法や、美容・医療機器を使った美容医療を中心に、内科的なアプローチにも焦点をあてる。また、美容歯科としての歯科口腔分野にもトレーニングの幅を広げ、医科・歯科の役割を議論しながら連携への道も検討していく。
内科的な施術では点滴、オゾンクレンジング、オーソモレキュラーメディスン(サプリメント療法)、メディカルコスメティック、メディカルエステティックなど美容外科学的にも適用が可能な理論とスキルも学び、啓蒙をしていく。さらに、研究室からクリニックへと実用段階に入っている幹細胞、GFセラピー、遺伝子美容皮膚再生などの再生医療や、従来フィラー剤はもちろん、繊維芽細胞、PRPなどのフィラー術などもトレーニングによって研鑽しながら、会員同士の症例発表をしながら、正しいテクニックを医療、美容消費者への普及、啓蒙していく。

会員の対象範囲
□正会員A/上記に関わる医師、□正会員B/上記に関る歯科医、□正会員C/上記に関るコメディカル(看護師、歯科衛生士、エステティシャン、薬剤師など)、□賛助会員/企業関係者
*ご入会お申込みは、差し込みチラシまたは、本会ホームページhttp://www.jaas-online.comから



(JHM102号より)
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