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東電がアガリクスを選ん だ! 復旧作業員すでに飲用 [JHM]

[ 2011/6/21 ]
動物試験報告(放射線照射からの免疫抑制を確認)が目に留まり、緊急支援物資に



東日本大震災に被災し、深刻な事故が相次いでいる東京電力福島第1原子力発電所では、日増しに放射能漏れが広がる中、多くの作業員が危険を顧みず復旧作業に当たっていることは周知のとおり。

そうしたなか、アガリクス・ブラゼイ協議会の会員企業であるS・S・Iの取扱商品「協和のアガリクス茸仙生露」が、福島第一原発の作業員向け緊急支援物資として東電より指定され、特別支援物資として飲用が開始されている。
動物試験においてアガリクスは、ビーグル犬に対して2Gy・5Gy放射線照射時に、免疫の低下を抑制した学術文献(小動物臨床 19 (4). 別冊)が発表され、被爆量著しい作業員の健康対策について模索中だった東電がこの試験結果に興味を示したことから、緊急支援物資として指定された。すでに、作業員への配布が始まっていることも確認されている。 

同社には、作業員の方から「疲労が軽減されたようだ」などの声が届いているという。
アガリクス食品は、1990年代から「ガンに効く健康食品」という過大なキャッチコピーに、一部マスコミも加担しながら市場を急激に拡大した。しかし、2006年、某メーカーが原料としていた中国産アガリクスに欠陥があったことを厚労省が大々的に発表したため、今度は「アガリクスに発癌性」などとその効果の是非をエキセントリックに論争する“泥試合”の様相を呈していた。
良くも悪くも“風評”で揺さぶられてきたアガリクス市場だったが、ここにきてやっと地道な研究活動を続ける一部メーカーの努力から、正当な評価を検証していく本来の姿に戻り市場は落ち着きを取り戻している。



(JHM99号より)
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