財務状況が悪化する病院に債務の買取のサービス

診療報酬の債権を譲渡し、早期に資金化する


以前の日本では考えにくかった現象が起きている。医師が開業すると言えば、金融機関はよほどのことがない限り融資を行っていた。　
それが、昨年から始まった総量規制にもあるとおり、普通の何の問題もない医師でさえ車を買い換えることにも与信が必要になったり、一昔前では考えられないほど、規制でがんじがらめになってきている。
当然、融資の枠、融資基準は上がる一方で、今、クリニック経営は難しい環境になってきている。

事実、税金を滞納している医院も少なくない。反面、患者の滞納も増えている。　
こうしたなか、弁護士に債権回収の相談をする医療機関の数も年々増えている。
必要なときに、必要な資金が調達できないと、必要な医療機器が手配できないことも、治療方針を打ち出せない。

こうした医療機関の財務の現状に対して、相談できるシステムが「ファクタリング」により資金調達法だ。
「ファクタリング」は債権の買取を意味する。
病院、クリニック、薬局、介護事業者様が持つ診療報酬債権をサービス提供会社に譲渡することにより、早期に資金化を可能になるというわけだ。
融資とはファクタリングは違う。担保も連帯保証人も不要で、借入れではないのでバランスシートから切り離すことも可能。院のバランスシートを悪化させることなく最大２．７か月分の債権を買い取ってもらことになるので、借入と同等の効果が得られます。

サービス提供についての詳細は、ファクタリング提供会社に確認してもらう必要があるが、基本的に７０歳未満であれば比較的スムーズに手続きができる。申し込みから実施まで早ければ15日程度で行うことが可能となる。
詳しくは、株式会社イリスケアー　ファイナンス事業部へ電話：０１２０‐５４３‐５８３まで。北海道から沖縄まで日本全国での相談に対応する。


（JHM98号より）