JAASアカデミー
TEL
お問い合わせ
一般社団法人 JAAS日本アンチエイジング外科学会

JAASアカデミー

一般社団法人 JAAS日本アンチエイジング外科学会

TEL

お問い合わせ

【6】業界オピニオンの声 森口 裕 課長 [JHM]

[ 2011/4/25 ]
医療へのサプリメント活用には、安全性評価が欠かせない


厚生労働省医薬食品局食品安全部基準審査課 
森口 裕 課長


サプリメントの業界団体の集いが、年初の賀詞交歓会として開かれた。そこで、挨拶に立った森口氏の発言を抜粋して、エビデンス(ベネフィット)と同時にサプリメントに求められる安全性(リスクマネージメント)の重要性について掲載する。
安全性の担保こそ、アンチエイジング医療への導入を進める上でも欠かせない。

(以下、発言の抜粋)
健康食品業界は年々着々に存在感を増している。一方、消費者から品質安全性について心配の声もある。
厚生労働省は、「健康食品」の安全性確保に関する検討会報告書に従って

①製造段階における「健康食品」の安全性確保を図るための具体的な方策、
②健康被害情報の収集及び処理体制の強化、
③消費者に対する普及啓発、

の3つを柱として健康食品の品質安全性の確保に取り組んでいる。

これに呼応するように日本健康・栄養食品協会には、健康食品GMPの推進、健康食品の安全性第三者認定制度の推進、 JHFA制度の改革、健康食品情報センターの設置されている。
厚生労働省も東京、大阪、福岡などの都市圏で健康食品に関するリスクコミュニケーションを行ってきたが、今後も引き続き普及啓発をやっていきたい。
行政、協会そして業界の方々と三位一体となって、安全性の確保を推進し、先頭に立って信頼されるそして成熟産業としてのサプリメント業界をめざしていきたい。


(JHM98号より)
Copyright (C) JAAS ACADEMY. All rights reserved.