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一般社団法人 JAAS日本アンチエイジング外科学会

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美容治療の効果検証、ライブ6ヶ月経過を観察 [JHM]

[ 2010/11/24 ]


JAAS日本アンチエイジング外科・美容再生研究会(http://www.jaas-online.com)主催による第2回JAAS東京LiveForumが、きたる11月21日(日)、22日(月)の両日開催される。JAAS発足を記念した第1回目につづき、今回もまた秋葉原のUDXカンファレンスを主会場に、隣接のUDXヒラハタクリニック、銀座いけだクリニックの医療施設2会場を結び、ライブ映像を生中継で参加者に送ることになる。JAAS活動のポリシーともいうべき「新旧の美容医療のスキルを学びあい、同時により改善効果の高い安全な治療術を経時的にも観察、評価、議論していく」ことから、理事のひとり銀座いけだクリニックの池田欣生MDが第1回で実施されたいくつかのライブオペの6ヶ月経過を参加者と共に、観察、評価そして議論の場を設けていく。フォーラムでは、美容外科、美容再生医療に加え、アンチエイジングとしての美容内科や臨床エステの施術についても演題とライブが用意されている。主催側では、美容医療とエステとの連携や、積極的な美容内科の導入さらには、これから美容医療を始めようとする他科専門医に対して,ビギナーのための美容医療学を伝授する講座にも力を入れ、プログラムに組み込んでいる。

より広範な分野からの来場者を歓迎したいとして、美容系医師のほか、歯科医、エステティシャン、美容・健康業界関係者などに来場を呼びかけている。また、内科系の医師・コメディカルを中心に活動を行うJSCAM日本臨床抗老化医学会も後援をしながら、秋恒例の総会8回目のフォーラムを同時開催と位置づけた。さらに、臨床エステティシャンの養成を目的に活動をするJAAEA日本アンチエイジング美容協会もまた後援団体として名を連ね、会員の参加を促している。2日間とも関連の学術展示が併設される。

改善効果の高くなおかつ安全な治療術を経時的にも観察、評価、議論していくことを眼目に掲げるJAASだからこそ、2回目のフォーラムはあえてこの挑戦に踏み出す。

銀座いけだクリニック・池田MDが座長となって「治療コンテスト:第1回LiveForum実施の症例 6ヶ月経過のBeforeAfterを検証する」と題して、ヒアルロン酸注入、下眼瞼脱脂術、挙筋重瞼術などのオペレーションのその後を評価、議論する。このコンテストはフォーラム開催ごとに恒例のテーマとして継続的に開催していくことになる。

また、美容医療を始めてまだ日の浅い、これから診療科目に導入したいというビギナーに対して、その心構えとのいうべき演題も用意されている。「美容医療・外科の現実とトラブルの回避法〜BOTOX、フィラーから重瞼術、鼻形成などの成功、失敗症例から学ぶ」(山本クリニック・山本 豊MD)、「基本となる美容整形と症例」(小木曽クリニック・小木曽 祐一MD)などのプログラムだ。美容整形のスペシャリストがこうしたテーマで語るのは、業界では異例といえるだろう。関心を集めることは間違いない。

一方、1回目につづき海外からの招聘講演と施術の動画、日本医師ライブでの指導も今回行う。

韓国中央大(医)元教授で米テキサス・MDアンダーソン癌センター客員チームのDR Woo Chul Moon博士が「遺伝子医療の技術から生まれた幹細胞療法の培養技術と美容への臨床応用」、韓国VIOL CLINICのDR Ra Jongjuが「ヒト幹細胞による成長因子(GF)製剤の美容皮膚・発毛の基礎と臨床〜新たなマイクロニードルとフラクショナルレーザー・RF装置の導入法」、韓国ミラクルクリニック釜山院・DR Won Kyeong sikが「5年経過の症例をもとにしたNICRふくらはぎ筋肉退縮術と噛筋縮小による小顔術」など。ライブでは、韓国医師免許をもつJAAS理事の中間 健MDがGFセラピーをRa医師指導のもと実施、Won医師がオペの動画を解説する。

主催側では、美容医療とエステとの連携や、積極的な美容内科の導入を提唱していることから、美容医療系の医師のほかに、内科系の医師・コメディカルを中心に活動を行うJSCAM日本臨床抗老化医学会への会員や非会員の他科専門医にも参加を呼びかけている。

演題には、オゾン療法、血液フォトセラピー(東海渡井クリニック・渡井 健男MD)、遺伝子サプリメント・化粧品の作り方(UDXヒラハタクリニック・平畑 徹幸MD)など、美容医療、美容再生に内科的アンチジエングからのアプローチが可能なテーマがプログラムに組み込まれた。
血液オゾンクレンジングとフォトセラピーは、実際にその治療術をUDXヒラハタクリニックで生ライブにより映像が会場に送られる。

臨床エステティシャン向けには、小木曽MDによる「美容医療とエステとの連携」などの講演や、企業プレゼンテーション・デモ実演中に、SkinRejuvenation、痩身、毛髪、脱毛関連の美容機器、ハンド術などが必見となりそう。また、午後からのLiveTherapyでは、「美容整形の前後に実践できるエステ術〜腹部やせ、小顔、脚やせなどのBeforeAfter」を業界で著名な臨床エステティシャンにみせてもらう予定で、エステ経験者にとっても研鑽の機会となるかも知らない。

JAASフォーラムのもうひとつの真骨頂は、アンチエジング外科のLiveForum、今回も3つのオペと2つの動画解説が用意されている。目頭切開、NICR、Minimal InvasiveSurgeryによるフェイスリフトそして、3次元フェイシャル再生術(PPPプラズマフィラーとヒアルロン酸注入)と、第一線の日韓美容形成専門医が、独自の施術法を公開しながら中継映像をみる会場内の参加者と双方向で質疑応答を行う。

理論よりはまず症例を基本に現場の臨床を重視する、そして最も大切な患者の満足度をあげ、安心で改善効果の高い治療術と、心のサービスをも与えることが美容医療における信頼を高める。そうした目的達成に一歩でも近づけるためにも、このフォーラムを成功させたいと主催者は話す。

○主催JAAS・電話03‐6222‐3121 http://www.jaas-online.com



(JHM96号より)
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