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歯科、新たな診療メニュー望む [JHM]

[ 2010/11/24 ]
当編集部が定期的に行っているドクターアンケートの第13回分のデータが、このほどまとまった。今回のアンケートテーマは「クリニックにおける自由診療の状況について」。回答率は前回並みの5・3%で、内科、美容外科・皮膚科、外科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、精神科とあらゆる分野からまんべんなく回答を集めることができた。 アンケート結果からは、自由診療の内容、扱われるサプリメントがともに多種多様化している実態が浮き彫りとなった。


Q1は「クリニックでの専門診療は?」。回答いただいたドクターの専門分野で最も多かったのは歯科で、全体の20%を占めた。皮膚科、一般内科がそれぞれ約10%で、美容外科、美容皮膚科が続き、整形外科、形成外科、心療内科、泌尿器科、アンチエイジング内科が約6%。さらには外科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、精神科、神経内科など広範囲にわたって回答が寄せられた。




Q2の「自由診療部門をもっている場合の内容は?」。これは回答者の専門分野が多岐にわたっていることもあり、まさに多種多様、34種の答えが挙がった。
主なものとしては(図1参照)、栄養療法・サプリメント外来、レーザー/ライト治療、プラセンタ注入が約7%でトップ。これにコラーゲン・ヒアルロン酸などフィラー注入、メソセラピー・カルボキシセラピー・ボトックス、歯科領域が約6%で続き、さらに点滴・キレーション・デトックス療法、ピーリング、ED外来、漢方外来、PRP、発毛外来がそれぞれ約4%〜5%を占めた。
図1のその他には、RF、運動療法、免疫療法、ホルモン補充療法、外科的手術、更年期療法などが含まれる。




Q3では、「サプリメントあるいは化粧品を使用している場合の素材」を尋ねた。
まずサプリメント(図2参照)では、プラセンタの約9%がトップで、マルチビタミン・ミネラル、CoQ10、各種抗酸化物質、アスタキサンチンがそれぞれ約7%とアンケートの上位常連が並ぶ。
これに続くのは単剤のビタミン・ミネラル、各種アミノ酸、乳酸菌、コラーゲン、グルコサミン、イチョウ葉。その他、各種ポリフェノー、コンドロイチンなど、今回の調査では計37種のサプリメント素材が挙げられた。
一方、化粧品では約23%のハイドロキノンがトップで、続いてプラセンタ美容が約15%。以下、主なものを列挙するとCoQ10、ヒアルロン酸保湿、EGF入り美容液、ビタミン誘導体、フラーレンなどとなっている。全15種が挙げられた。

Q4は「診療あるいは経営で今一番困っていること、あるいは改善したいと考えていることは?」。
最も多かったのは専門外の診療メニューを増やしたいが約14%。続く歯科治療の新たなメニューを増やしたいが約12%で、この2つに同類回答の専門外でもできる美容術を勉強したい、専門外のドクターを増やしたい、専門外の治療を合わせると、実に回答全体の約37%にもなり、多くの医師が専門外の診療にも手を拡げていきたいと考えていることをうかがわせる。
他には医院の経営改善、人材育成、アンチエイジング内科の充実をしたい、施術をトレーニングできる施設をさがしている、大学機関・大規模病院との連携などの回答が続き、海外からの患者を受け入れたいというのもあった。
診療報酬の低下、特定分野での医師過剰による競争の激化など厳しい医療現場の中で、どうにか活路を見出そうと頭を悩まし努力するドクターたちの姿を垣間見るデータであった。

Q5の「今、勉強したいあるいは興味をもっている施設、治療法は?」。回答いただいた中からいくつか列挙すると、血液オゾン療法、プラズマジェルフィラー、外科処置後の治癒を促進するVC点滴、コラーゲン注入、血小板療法、レーザー脂肪施術、LBA、末梢N再生、波動療法、PRP、アンチエイジング治療、ヨガ、再生医療、免疫療法などが寄せられた。

Q6は「各種セミナーや講習会あるいは医学会などで今後望むことは?」というものだが、これにも多くの要望をいただいた。これも前問同様、主な回答を列記したい。
ハンズオンセミナー、現代医学と代替医療の調和、深層心理学の活用方法、医療紛争に関しての法律知識、スタッフ育成講習会、繊維筋痛症の治療、経営マネジメント、エビデンスの検証、海外の高度技術、そしてJASS東京Live Forumで好評のライブ施術などがあげられた。弊紙としてもこれらの声を参考に、JAAS、JSCAMなどの学会運営にあたり、ニーズに叶ったセミナーを行っていきたいと思う。

当編集部としては、医療現場の生の声をアンケートで今後も吸い上げ、紙面にて紹介していく所存である。今後とも読者諸氏の御協力をお願い申し上げる。


(JHM96号より)
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