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皮膚や血管の弾力性の老化メカニズム [JHM]

[ 2009/12/21 ]
皮膚や血管などの弾力性に関与している弾性繊維に関与するタンパク質の働きが発表された。
関西医大・中邨教授、京大医学部・堀口助教授らは、弾性繊維を形成するエラスチンにLOXという酵素が働きかけて形成されるが、FBLN4というタンパクを通常の8%しか合成できないマウスでは、大動脈瘤ができ、血管の伸縮性も悪いという。
FBLN4はLOXに働きかけ、正常な弾性繊維を作ることに不可欠なタンパク質であるという。


潰瘍性大腸炎のリスク遺伝子発見

厚生労働省の特定疾患に指定されている潰瘍性大腸炎のリスク遺伝子が患者約1400名、健常者3000名を対象とした調査で解明された。
調査を行ったのは理化学研究所と札幌医大、東北大、九州大などのチーム。調査の結果免疫に関与する「FCGR2A」、13番染色体上の未知の遺伝子、水の吸収に関与する「SLC26A3」などの遺伝子変異が発症と関与していることが判明し、潰瘍性大腸炎が自己免疫疾患に近い病態だということがわかったという。


(JHM89号より)
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