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大阪発で日本をアンチエイジング [JHM]

[ 2009/12/17 ]
地域連携抗加齢医学研究会

一般参加も含め大盛況



先日、大阪の堂島リバーフォーラムメインホールで、地域連携抗加齢研究会2009年度大阪大会が開催された。

この研究会は、04年に東海大学医学部教授 久保 明MDが発足した東京抗加齢研究会がその前身。アンチエイジングのEBMの定義・確立をその命題としながら、一方で、東京だけでなく、全国規模に拡大しつつ、地域密着の情報提供を行っていくため、地域連携抗加齢研究会と名称を変更し、この大阪大会が、その第一回目の開催となる。

大会会長は同研究会副会長・高島クリニックの高島 正広院長が務めた。

前半は久保明MDや東京大学名誉教授の渥美 和彦MDら10名のアンチエイジングの先駆者による講演、後半は愛知医科大学の塩見 利明教授が座長となって、睡眠と生活習慣病についてのパネルディスカッション、北京オリンピックのメダリスト朝原 宣治氏の基調講演など、盛りだくさんの内容で開催された。

9時15分という早い開始時間ながら、多くの医療従事者や一般の聴講者が会場に詰めかけ、小雨交じりの天候ではあったが、会場内は対照的に熱気あふれる講演が行われ、時間を忘れるほどのめまぐるしい最新のアンチエイジングの講演に聴衆は熱心に耳を傾けていた。

演者は研究者あり、臨床医あり、聴講者は医療関係者と一般消費者で、渾然一体となったイベントであったが、不思議と違和感がなく、アンチエイジングというテーマの普遍性がうかがい知れた。研究発表といっても、その内容は消費者がすぐに生活に取り入れたり、クリニックで受診できるような内容が多かったため、どの参加者も飽きることなく、講演に惹きつけられていた。

大阪から元気を発信したいという、大会会長の高島MDの試みは、地域との連携という、本当の意味で大成功したイベントであったといえるであろう。





(JHM89号より)
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