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キャッツクロー 国内初!関節リウマチで有効性確認(松多内科で) [JHM]

[ 2009/7/23 ]
南米アンデス山脈の東に広がる熱帯雨林。そのジャングルには先住民族が昔から用いてきた薬効植物が今でも自生している。いわゆる民間治療薬と呼ばれるもので日本でも馴染みの深い薬効素材も少なくない。中でも近年にわかに注目されてきたのが、キャッツクローという蔓状の樹木(学術名:アカネ科ウンカリア属トメントーサ種)で、欧米の代替医療で治療の補助薬として使われ出している。ここで用いられているキャッツクローは標準化された抽出物を製剤化した製品名「クラレンドン」で、日本で同じ組成で製品化されたのが「ケプリンガーのパワフルキャッツクロー」(ラティーナ発売)である。とりわけ多くの基礎・臨床治験から明らかにされてきたのが変形性関節炎やリウマチ性関節炎に対する有効性で、その多くが海外の研究成果による。しかし、ここにきて日本でも関節リウマチに関する治験結果が報告されたことから、関心をもつ医療機関へのモニタリングが始まることになりそうだ。従来医療ではなかなか決め手を欠くといわれる関節系の炎症緩和や改善に対して、この製剤が〃補助薬〃の座から主役の座に替わること可能性もある。



(JHM86号より)
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