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シルクタンパクの大規模ヒト臨床を学会発表 ドクターセラム [JHM]

[ 2009/7/16 ]
シルクから抽出したタンパク質に生活習慣病予防効果があるとして、研究を続けてきたドクターセラム代表取締役 吉川育矢氏は、先日、カイコや絹糸についての産業的な利用のための学術会議、第15回日本野蚕学会において、シルクタンパクによる血糖値降下作用のヒト臨床試験結果を発表、大きな話題を呼んだ。
同学会は線維や織物といった絹の産業的な利用を研究している研究者の集まりで、食用や飲用に対する機能性の発表は初めて。その上、ドクターセラムのシルクフィブロインのヒト臨床試験は、462名という大規模な臨床試験で、血糖値やHbA1cが有意に減少しているほか、6ヶ月もの長期にわたって追跡している症例も多いという、類を見ない規模のもの。
通常の医学会でもあまり見ることのできない臨床試験の結果に、研究者たちは、新たな絹の可能性を見出していた。



(JHM86号より)
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