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基礎研究に続き、ヒトでも美白の調査結果 [jce]

[ 2009/4/27 ]
フコキサンチンは、体内でレチノイン酸などの輸送担体となる、レチノイド結合タンパク質やレチノイドの受容体と親和性が高く、またカロテノイドの中では、体内と同じ嫌気的条件下で、濃度依存的に抗酸化作用を持つことで知られている。
そのため、ビーティフィックにフコキサンチンの原料を供給するハイドロックス飯能研究所は、これまでも日本臨床抗老化医学会の国際会議などで、培養線維芽細胞やケラチノサイトを用いた、フコキサンチンのターンオーバー促進作用などを発表してきた。
フコキサンチンは、皮膚のターンオーバーを急速に促進し、定着してしまったメラニンヲを速やかに排泄することで、皮膚の改善作用を発揮していることが示唆されていることを確認している。
今回、その結果を受けて、ビーティフィックの家庭用イーポレーション®を用いた、『EPエッセンスFX/フコキサンチン』のヒトに対する有効性を確認し、2009統合医療展で発表を行った。
この有用性調査は、昨年12月から今年の2月にかけて、40歳代の女性7名を対象に行われた。
2回/週、家庭用イーポレーション®で『EPエッセンスFX/フコキサンチン』を導入、試験前、開始後5・10週間目に変化をロボスキンアナライザーで測定した。
その結果、色素沈着(大)の面積は、平均420m㎡から170m㎡へと約60%も低下していた。
また、目立つ毛穴の数についても平均で70〜95%の改善が見られた。
試験を行ったハイドロックス飯能研究所所長の谷 久典 農学博士は、フコキサンチンを主成分とする『EPエッセンスFX/フコキサンチン』によって、色素沈着減少という、ヒトに対して直接的な表皮の改善が確認できた。これはフコキサンチンが、副作用なく使えるレチノイン酸の代替成分であると講演を締めくくった。



(jce5号より)
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