アンチエイジング・トップインタビュー①
09年アンチエイジング医療は医療制度改革のシンボルになる


山口病院院長　山口明志



現場に即した医療制度改革を望む

現在、医療崩壊の中で、医師不足が、国にもやっと認められつつあり、国は医学部の増員などを決めましたが、1985年まで行なわれていたように、医師の国家試験を年間2回に戻すだけで、即時的な増員を行うことができます。

また、都市部と地方の医師の人数の格差ですが、新研修医制度の導入で、偏りが増していますが、これに対しても、自治医科大学や産業医科大学、防衛大学など税金によってまかなわれる国立大学の人員をある程度割り振ることで、現在の危機的状況は、一時的にせよ回避できます。



（ＪＨＭ82号より）