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[JHM] 動き出すアンチエイジング歯科

[ 2009/2/20 ]
診療報酬マイナス改定で収入7%ダウン

点滴療法、サプリメント外来など導入加速へ

オゾン療法でも歯科導入の可能性、「原発性歯根カリエス」に有効確認




今年初頭に、ヤフーのニュースで刺激的なタイトルを見つけた。『歯科医の5人に一人はワーキングプア』というものだ。ニュースでは、歯科診療所の数は、全国で6万7441軒、コンビニエンスストアの4万件をはるかに上回る。平成15年度の統計によれば、歯科医診療の治療費は国民医療費の8%に過ぎない。それに対して6万7441軒が、弱肉強食の凌ぎを削っているのである。

しかも、2000年以降、診療報酬の相次ぐマイナス改定で医療機関の経営が全体的に悪化し、特に歯科では、73項目の保険点数が、過去20年間据え置きなのだという。この73項目には、X線画像診断やフッ素塗布、歯周治療、鋳造歯冠修復など、歯科医療の基本的技術がほとんど含まれている。

今まさに、アンチエイジング歯科に代表される新たな自由診療ゾーンは、デンタルにこそ求められる取り組みである。




(JHM82号より)
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