EGFのパイオニア企業
バイオリンク販売

バイオリンク販売は、EGF化粧品、EGFドリンクを日本で初めて上市したEGFのパイオニア企業であるが、この数年、医療機関で採用が続く美容皮膚診療のひとつ、エレクトロポレーションでの使われる導入剤EGFも、いち早くこの美容法での活用を見出し実践してきたことは意外と知られていない。

同社は2005年10月に日本で最も早くヒトオリゴペプチド-1（EGF）化粧品の発売を開始し、現在も国産EGF化粧品シェアの60％を同社のOEMが占めているという。また、「NPO法人日本EGF協会認定商品」用EGF原料を独占的に仕入れているところで、「認定用原料は一切原料として販売はしない」という徹底振り。「原料販売をしてしまえば、低濃度商品が出回り、商品価値が下がってしまうため」というのが理由だ。

また、化粧品だけではなく、ビジネスとしてエレクトロポレーションでの導入という技術を最も早く取り入れたのも同社で、2007年1月にはすでに同社の経営するアンテナショップエステ「グロッタアズーラ」で技術導入がされた。今では皮膚科や美容整形など、エステ以外の医療現場でこの技術が多く導入されているが、2年たった今なお新規導入が続いている。
こうした中、同社では世界で始めて錠剤の「EGFサプリメント」の開発に成功し、昨年末販売を開始した。最大の特徴は「活性を失わない特別な製法で9粒中2μg（20,000IU）のEGFを配合」したところにある。


飲料品では医療機関モニター実施、有効性確認

EGFをドリンクで服用した際の医療機関モニタリングでは2007年の本紙JHMにも掲載したとおり、消化器官内膜自体が上皮成長因子であるEGFによって再生されることから、内服でのEGF作用はドライマウスよって起こる口内炎、大腸炎などに効果的であると報告されている。
最近のNPO法人日本EGF協会の調査では、EGFが含有されているという理由で若返り成分として注目を浴びている「ツバメの巣」には10ｇ中約10ng（0.1μg）のEGFが含まれていることが分かっており、ヒトが1日に唾液から分泌されて飲んでいる平均的なEGF量1μgには到底及ばないことが分かった。

新発売の「EGFサプリメント」（180粒）1瓶にはEGFがツバメの巣の2,000倍にものぼる20μgが配合されている。
再生因子タンパクという効果に裏づけのある成分をいち早く医療現場にも取り入れたい、とするクリニックもあり、「サプリメント外来」のラインナップを充実するアイテムともなることは間違いない。



（JHM82号より）