メタボリック症候群に対する対策としてメタボ健診が全国展開されているが、健診によるチェックと同時に、よち重要になるのがその後のケアとなる。
メタボリック症候群に対するケアについは、より積極的医療が介入するべきと考えるが、保険信用では限界があるため今後どのような形で介入するかがテーマとなる。
サプリメント療法や栄養療法、ライフすらいる指導、点滴療法、有用な機器を用いた自由診療におけるさまざまな手法を用いた医師の介入をもって行動変容をもたらすことが効果的と考えとともに、その手法はメタボリック症候群以前の状態、プレメタボリック症候群とも言える集団に対しても有効と考える。
より早期の段階での自由診療の介入が今後のメタボリック症候群の改善に必要と思われる。
今回、ハートフルクリニック自由診療部門で行なわれているダイエット点滴と機器を用いたダイエットプログラムの試行を報告するとともに、それらをより充実させた形の将来の展開について報告する。


（医）白寿会ハートフルクリニック（ＪＳＣＡＭ指導医）平良　茂ＭＤ





（第6回　国際臨床抗老化医学会議・展示　講演要旨集より）