JAASアカデミー
TEL
お問い合わせ
一般社団法人 JAAS日本アンチエイジング外科学会

JAASアカデミー

一般社団法人 JAAS日本アンチエイジング外科学会

TEL

お問い合わせ

[JHM] FRAS4に新たな可能性、唾液での測定が発表

[ 2009/1/8 ]
歯科領域に期待

先日パシフィコ横浜にて「第21回日本歯科医学会総会」が行なわれた。その中で、アンチエイジング医療を実践する医師には最早お馴染みであるウイスマーの「FRAS4」を使った“歯科領域”での講演が行われた。
その講演とは日本歯科大の松野 智宣准教授による「アンチエイジングと唾液の関係-唾液で分かる体内老化-」であった。
講演では、病的な加齢のメカニズムや老化の原因、酸化ストレスが歯周疾患やドライマウスにも関与するといった内容を解説。その後、デモンストレーションとして、唾液でのd-ROMsテストとBAPテストが行われた。通常は血液をサンプルとして測定するということもあり、血液での測定結果との比較も行われた。
その他、サクソンテストによる唾液分泌量を測定するドライマウスの簡易診断や、唾液の酸化還元電位値から体内の酸化還元バランスの測定、アミラーゼモニターによる精神的ストレス測定など、唾液という簡便に採取できるサンプルでの検査法を発表した。
これまでFRAS4では血液以外のサンプルでは計測が出来ないと言われていたが、今回の講演によって「唾液での測定」と「歯科での応用」という新たな可能性が示唆されたのである。



(JHM81号より)
Copyright (C) JAAS ACADEMY. All rights reserved.