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8つの成分で1ヵ月後には変化が

[ 2008/9/18 ]
美容に焦点を絞ったドリンクが多い中、トータル的なアンチエイジングに的を絞ったドリンクであるNIKKENの「ドクターリジュー」。
前回はドクターリジューに含まれる8つの各成分についての詳細と、JSCAM(日本臨床抗老化医学会)理事であるDEP心斎橋ビルクリニック院長 中井 進昭MDのもとに行なわれた治験の内容について述べたが、発売後様々な反響があったので、その内容について明記していく。
ドクターリジュー発売後、同社ではサイトカイン活性測定を行なった。測定はドクターリジュー及び、ドリンクに含まれる8つの成分の内のEC-12である。
EC-12は乳酸菌であり、ナノテクノロジーによって生まれ、10mg中に500億個という膨大な乳酸菌が配合された粒子である。ヨーグルトの乳酸菌が10mg中に約10億個なので、両者の差は歴然である。EC-12は殺菌されているため、胃酸の影響を受けず、性質を保持したまま腸まで届き、腸内環境を改善する。腸内環境を整えることは免疫力を高めるということで、今回の測定になったのだという。
測定はマウスを用いて行なわれた。TNF-α、IL-12の値を既存の抗がん薬であるOK-432との比活性で示した。
その結果、OK-432を1とした時のTNF-αの値では、EC-12は0.9、ドクターリジューは0.7という数値を示した。
またIL-12の値では、ドクターリジューは0.5という数値を示したのである。
発売後の利用者の反響も大きい。中井MDのもとで治験を行なった期間のように、わずか1ヶ月で効果が実感できたという声が多いようだ。
美容系の改善コメントの多くは、治験でも表れたシミの減少や、肌にツヤや潤いが出てきた、化粧のノリが良くなった、髪のコシが良くなったなどが報告されているのだという。
その他の改善コメントは、ムクミが消えた、足が軽くなった、寝起きが良くなったなどの実感が得られているという。
繰り返しになるが、治験時にはモニター対象者5名の女性(25歳〜42歳)で1ヶ月間ドクターリジューを飲み続けた結果、体重が4名に減少傾向が見られた。ウエストサイズは2名が減少で、他3名に変化は見られなかったが、増加したものではなかったという。
体脂肪率は全員に減少が見られ、BMIも4名が減少。
美肌ランク評価は全体的に改善傾向にあり、治験を担当した中井MDは「わずか1ヶ月でこのような変化が見られたのは健康食品・サプリメントとしては非常に良い傾向にあると思われます。また、血液生化学検査では肝機能、腎機能ともに変化はなく、安心して飲用できると思います」とコメントしており、健康食品・サプリメントとしてわずか1ヶ月での効果の表れに対しては、治験時から話題となっていたのである。
一般的に美容に関する施術には熱をかける。それは、熱をかけることで自然治癒力が促進され、皮膚再生が行なわれるからである。皮膚の再生時には大量の栄養素が必要となってくる。逆にこの栄養素が足らないと自然治癒力が促進されないため、美容医療でよく使用されるIPLやレーザーなど組織にダメージを与えて修復する手法では、栄養素が特に必要となってくるのである。
皮膚再生での自然治癒力を促進させる栄養素とは、コラーゲンの素であるハイドロキシプロリン、VB6や12、葉酸、マグネシウム、ナイアシンと言われている。
つまりは、美容医療の領域においても、より効果的な施術を行なうためには、コラーゲン等をはじめとする栄養素を体内に取り入れることが重要になってくるのである。
美容だけでなく健康面でも効果的な結果を見せる“多機能ドリンク”ドクターリジュー。クリニックからの問合せも増えつつあることから、医療と組み合わせた展開が今後予想される。




(JHM70号より)
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