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一般社団法人 JAAS日本アンチエイジング外科学会

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「臨床アンチエイジング薬剤師研究会」発足

[ 2008/9/9 ]




窓口には渡辺オイスター研究所が


来年からの法改正によりコンビニエンスストアでも一部のOTCが販売されることとなる。これにより薬局各店は強い危機感を感じている。規制緩和が進むことは、より便利になる半面、国民が健康相談の専門家と触れ合うチャンスがさらに減少し、カウンセリングを受ける機会が減ることを意味する。“カウンセリング欠乏時代”の到来とも言えるかもしれない。この時代の要請とも言える“カウンセリング力”を向上させることが、薬局の社会的責務であると同時に薬局経営に不可欠といえよう。このカウンセリング力のアップと予防医療のニーズにこたえるための研究会が発足された。それが「臨床アンチエイジング薬剤師研究会」である。同研究会はJSCAM(日本臨床抗老化医学会)のサテライト団体として、“臨床ファーマシスト”などの養成を目指す。JSCAMから要請した研究会の窓口には、全国で学術性の高いセミナーを数多く行っている渡辺オイスター研究所が就任。先日行なわれたアンチエイジング展覧会より入会の申込を本格的に開始したが、多くの参加の声が寄せられている。予防ニーズを的確に捉える臨床アンチエイジング薬剤師研究会とはどのような会なのかを解説する。


薬局カウンセリング機能の強化と経営改善も

今年からメタボリックシンドロームのための特定健診・保健指導も始まり、医療とコ・メディカルとの協力体制は、今後ますます活発化することが予想される。「食事と運動」を軸に据えた予防対策はさらに本格化するはずである。
このような状況の中、積極的予防医療の推進を活動の中心に置き、「医療、健康、美容のアンチエイジング・スペシャリスト」を育成するJSCAM(NPO法人 日本臨床抗老化医学会)では、サテライト団体として「臨床アンチエイジング薬剤師研究会」を発足した。これからの予防ニーズに応える実践的な知識とスキルをもつ「臨床ファーマシスト」などの養成を目指す。
JSCAMでは、医師、歯科医、看護師をはじめ医療、健康、美容産業に従事する有資格者を対象に、「臨床アンチエイジング」のチーム医療を推進しつつ、抗老化医療のスペシャリストを育成するため認定医、実践指導士の資格制度を行なっている。それぞれの有資格者で学ぶ知識やスキルが異なり、サテライト(分科会)機能を充実させながら、専門毎にスペシャリストを養成する必要が出ていた。
こうした中で、今回のサテライト発足が検討され、この程正式にスタートする運びとなった。
薬剤師および薬局に従事するスタッフに対してB会員としての入会・登録をした上で、研究会に同時に登録され、実践的な「臨床アンチエイジングの薬学・栄養学・カウンセリング術」を学ぶこととなる。JSCAMから要請した研究会窓口には、医薬業界のみの販売を旗印に、全国高い評価を得てきたエビデンス重視のサプリメントを取り扱う渡辺オイスター研究所が就く。
研究者としてオイスターなどの臨床栄養学的研究を長年続けている渡辺 貢代表取締役社長(PhD)が、スペシャリスト育成のために協力体制をとっていくことになった。
一年を通じて日本全国の20数ヶ所でセミナーを開催、薬局店主やスタッフが多数周辺エリアから集り、臨床栄養学をベースに薬剤師としての実践的な薬学や栄養学の勉強会を開いており、薬剤師としてのカウンセリング機能の強化は、以前から同セミナーで訴えてきた。
同社が組織する薬局は、ファーマシー業態が厳しい経営環境にさらされている中で、確実に業績を伸ばしているほどだ。
こうしたことからJSCAM側からも、今回の連携によって、アンチエイジング医療の一翼を担う役割を薬剤師に与えながら、同時に、薬局の経営改善も図れるきっかけとなれば、としている。
臨床アンチエイジング薬剤師研究会では、JSCAMのB会員に相当する薬剤師の方々のために、JSCAM認定「臨床ファーマシスト」(薬剤師)「ファーマシー・カウンセラー」(薬局に従事する薬剤師を除くスタッフ)コースを設けることになった。
こうしたコースやアカデミーは、JSCAMのサテライト(分科会)団体として運営され、認定医や実践指導士といった資格認定とは別に、diploma(認定修了証)が発行される。会員資格は、JSCAM会員であれば双方の会員資格を得られ、また履修単位も単位互換性(双方で重複しての単位加算が出来る)をもつことになる。
例えば、「臨床ファーマシスト」資格のための履修要件は15単位であるが、同時にJSCAMの「実践指導士」も受講単位を重複して加算できるため、15単位で、二つの資格認定が与えられることになる(*ただし、資格申請には、「臨床ファーマシスト」及び「実践指導士」それぞれの申請手続きと審査・登録費がかかる)。
来年からコンビニエンスストアでも一部OTC医薬品が販売されることから、全国の薬局・ドラッグストアが戦々恐々としているという声もある中、各薬局が独自性を出さなければ呑み込まれていってしまうことは明白である。
そこで“薬局の独自性”となった際に必要なのが、「カウンセリング力」なのである。“薬局でしか扱っていないOTCでもないもの”、これが今後の薬局経営の鍵を握ると予想される。
同研究会では先述したように薬局でのサプリメントカウンセリングのポイントと意義や薬学的アプローチなどを学ぶと同時に、母体であるJSCAMの医者・医療機関との接点もはかれる。
このように薬局においてはメリットの多い研究会。来年を見据え、入会して様々なことを学ぶことは経営においても重要なことなのである。

◎臨床アンチエイジング薬剤師研究会の詳しい内容などのお問合せは、渡辺オイスター研究所(042‐651‐8118か、JSCAM事務局(03-6222-3121まで。


(JHM77号より)
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