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需要増す「オリジナル化粧品」 ③

[ 2008/8/20 ]
しかし、そこは化粧品の製造、GMP基準に準拠した製造管理をしています。
製造水には厳格で、天然水や海洋深層水を使った上で、イオン交換膜で処理した後に、製造ラインに注入されます。
また、その処方や開発する素材、基材のノウハウは一級品で、研究開発を任されるスタッフも、大手化粧品メーカーでヒット商品を陰で支えたプロフェッショナルです。
「話題性のあるものを自らのオリジナルコスメに使いたい。そんなニーズにエビデンスや安全性をチェックした上で最適な基材、処方材を選択します」
ダイエット向けのスリミングジェルや、にきび向けの炭ジェル、またコラーゲン、ヒアルロン酸をナノ単位にして製品化もの、さらに薬科大と共同開発したビタミンC誘導体(水溶液化)なども、ここMMTから市場に発信されています。また、医薬製剤の代替品として、プラセンタ、レチノール、αアルブチンなどが最近の人気だと言います。
さて、とりわけ関心が高いのが治療効果をあげるホームケアとしての院内処方化粧品。一般化粧品と違って、一般の流通や通販ができない半面、扱うクリニックならではのオリジナルコスメ(ドクターブランド)で差別化できるため、顧客の満足度アップと、リピーターを獲得できるメリットをもつことになります。
こうした需要にいち早く応えてきた会社MMTは、知る人ぞ知る「院内処方化粧品」の開発、製造拠点として、ここ最近その受注はうなぎ登りに増えているようです。
その処方される化粧品製剤は、トレチノイン、ハイドロキノン、サルチル酸や高純度のプラセンタエキスなどで、MMTが化粧品として認められる商品をアリジナルで製造した後、オーダーするクリニックの院内で処方されることになります。院内仕様なので、ボトルも安価に仕上げることができるため、クリニック側も小ロット生産でかつ原価を抑えることができるメリットがでます。



(Jce3号より)
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