『アスタリール®ACT』にはアスタキサンチンが1粒に6mg含有されているのに加え、ビタミンCが15mg（アスコルビン酸グルコシド）とトコトリエノール20mgが配合されている。強力な抗メタボサプリメントであり、医療機関専用品として相応しい配合量といえる。
循環器と美容を結びつける栄養素といえば、その代表格がビタミンEであろう。血管強化や抹消循環改善に加え、脂質酸化を抑制し、細胞膜の保護作用などが知られており、シミやシワを防ぐ働きもある。
ビタミンEと聞くと、マルチビタミンに入っているからと、見過ごされがちだが、ビタミンEには8種類あるのをご存知だろうか？一般的にビタミンEといえば、αトコフェロールを指すが、トコフェロールの他にトコトリエノールというビタミンEがあり、それぞれにα・β・γ・δのタイプがあり、計8種類がある。
なかでも近年欧米で“スーパービタミンE”と呼ばれているのが、トコトリエノールだ。
脳細胞や神経細胞に対して、グルタミン酸塩が誘発する活性酸素の毒性から防護する作用が、通常のα‐トコフェロールの1000倍であったという、Journal of Biological Chemistryに発表された報告によるものだ。
この研究は、米国国立衛生研究所（NIH）国立神経疾患脳卒中研究所から、120万ドル以上の助成を受けたもので、オハイオ州立大学医療センターと、トコトリエノールの原材料供給を行なうカロテック社の共同研究として行われたもの。使用されたトコトリエノールは、『トコミン®』というサプリメント素材。
『トコミン®』は、米国の国費によって機能性が証明されているビタミンEであり、他のビタミンEと差別化されたサプリメント素材であると言うことができる。
一口にビタミンEといっても、様々な素材がある。カロテックのトコトリエノール『トコミン®』は、日本では光洋商会が供給している。トコトリエノールだけでなく、トコフェロールもバランス良く含んでいる。
また、最近新しいタイプのウエイトロス用サプリメントもお目見えしている。ダイエットに付き物のキーワードといえば“我慢”だが、モンナージュの『スマート　コンシャス』は、我慢を軽減する食品だ。
パーム油をオート麦油から抽出されたガラクト脂質でコーティングしたミルク状の食品で、空腹時に摂取することで、脳に満腹だというシグナルを送る。
ガラクト脂質のコーティングが、胃や小腸で核となるパーム油の消化を遅らせ、消化管の回腸まで到達する。回腸内で未消化の脂肪は、満腹状態であるという信号として認識され、脳には食品をこれ以上摂取する必要がないという信号が伝えられるのだという。
『スマート　コンシャス』は、「回腸ブレーキメカニズム」という、満腹感を引き起こすメカニズムを利用し、最小限の我慢で摂取カロリーを減じることができるのだという。
それ以外にも抗炎症のためのω3やクルクミン、糖代謝改善のα-リポ酸など、アンチエイジングのためのサプリメントは多かれ少なかれ、メタボ対応素材であり、美容素材であるといえる。