犬用の高気圧チャンバーもお目見え

密閉されたカプセルの中で、気圧を高めた空気を吸うことで、体内の酸素欠乏を補うことを目的とする高気圧チャンバー。02年サッカーの日韓ワールドカップの折に、当時人気絶頂だったベッカムが故障の回復のために使用したと報道されたことでブームと成り、記憶に新しいところでは、昨年ハンカチ王子こと当時早稲田実業の斉藤投手が使用したことが報じられ、やはり話題となった。
　こうした報道からも分かるとおり、高気圧チャンバーの市場を牽引していたのは、スポーツ関係のトレーナーや治療院関係の施設であるといってよい。医療機関でもそうした需要を満たすため、採用が進んでいる。

（JHM　73号より）