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[JHM] 検証-Clinicalデータ- ②

[ 2008/4/12 ]

米国で医薬品としてのヒト臨床試験が準備段階

 


米国が国家予算を用いて、健康食品の機能性や安全性を研究していることはご存知だろうか?しかも日本製の健康食品「アガリクス」について。米国は古くから食品成分によるがん予防などの研究に国費を投じてきた。緑黄色野菜を摂取するなど、日本で当たり前のように語られている、がん予防のための食生活は、元を辿れば米国の研究成果であることも多い。食品でのがん予防研究と平行して、米国ではサプリメントとしてのがん予防の研究も進められている。その一つがNCIのラピッドプログラムであり、日本製の「アガリクス」の健康食品がエス・エス・アイの『仙生露』だ。
一時期は日本の健康食品の売り上げの多くをアガリクスが占め、医療分野でも免疫療法=アガリクスという図式が長く続いた。アガリクスは補完代替医療の代名詞といっても過言ではない。そのアガリクスが、発がんイニシエーション作用があるのではないかとの疑いをかけられ、壊滅的な打撃を受けた経緯については、本紙18年11月号に詳しく掲載している。
結果的にいうと、現在流通しているアガリクスは、現在考えうる安全性試験をパスしているものが増えてきている。中でもその筆頭が、エス・エス・アイの『仙生露』といえる。
TVのコマーシャルで有名だが、『仙生露』は米国の医師用卓上参考書「PDR」に02年から今年まで6年連続で掲載されている。
説明の必要はないかもしれないが、「PDR」とはPhysician’s Desk Referenceのことで、米国の医師が非処方箋薬品とサプリメントについて参考とする教科書のようなもの。
当然ながら保険診療のない米国では、治療方針は、患者と医師の話し合いで決定され、PDRは医師と患者双方が参考にし、治療方針を決定するために、重要な鍵となる。そのため常に最新情報を掲載するため、年度版として毎年出版されている。このPDRに『仙生露』のNK細胞やリンパ球やマクロファージなどの活性化作用が掲載されている。

 

 

(JHM 第72号より)

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