抗老化医療②
医療機関5施設、一般ユーザーにモニタリング実施
同社では医師、歯科医師に呼びかけた結果、JSCAM会員医師を含め5施設からモニタリング希望がきた。その内訳は、内科、歯科などで対象となる被験者は口内炎で悩む患者、口腔内外科手術後の創傷の回復を期待する患者、胃腸などの消化器系(潰瘍など)疾患の患者、さらにはにきびなどの美容皮膚領域での「EGFエクストラチャージドリンク」のスクリーニングと評価であった。
とりわけ注目されたのは、北海道の口腔外科を専門とする病院で実施された9症例の結果で、2週間から1ケ月でのモニター期間にも関らず、口腔内外科手術後の創傷治癒に評価が良かったようだ。5症例で医師のから「治りが良い」との所見を得てたほか、術後に飲む処方薬(抗生剤、消炎鎮痛剤)の痛みがドリンクの併用で緩和された、とする患者の感想も聞かれた。
他方、日本EGF協会を通じて一般ユーザー30名を対象に行なったモニター調査でも、「慢性的な便通と胃腸不良がドリンク飲用で緩和している」(40代女性)「逆流性食道炎を患っているが、1ヶ月飲用で胸の痛みがなくなった」(40代男性)などと、評価は上々。
こうしたモニターを経て、バイオリンク販売では正式に商品の上梓に踏み切った。
「皮膚再生細胞因子EGFは、アンチエイジングスキンケア化粧品としてその成果を背景に、認知度、人気が高まっているが、EGF本来のスキンケア以外の生理活性については、あまり知られていない。EGFは上皮成長因子であり、上皮とは口腔内、食道、胃、小腸、大腸の壁面もすべて含まれるため、EGFの果たす役割は大きい」と同社の辻社長。
医療機関への販路は確実に増えるとして、従来のEGF化粧品を外面のアンチエイジング、この「EGFエクストラチャージドリンク」を体内アンチエイジングと位置づけ、啓蒙を進めるとしている。
ドリンクには、2000ngのEGFが配合される他、海洋性コラーゲンやヒアルロン酸を処方して内面美容ドリンクとしても認知をはかっていく。このEGF含有量は、加齢と共に分泌量が減少し、食生活のアンバランスやストレスによってもさらに分泌量がおちるマイナス分をカバーする容量を補給できる商品設計にしたもので、通常、初乳10ml中に1500ng、健康な唾液1L中に1000ngが分泌される量からみても、充分な処方量を施している。
アンチエイジング医療での主役「HGH」に比しても劣らない、この抗老化成分
「EGF」が今年は医療の表舞台に立つ可能性がみえてきた。
(JHM 第71号より)



