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一般社団法人 JAAS日本アンチエイジング外科学会

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皮膚再生細胞因子EGF

[ 2007/12/20 ]

  皮膚再生細胞因子EGFは、アンチエイジングスキンケア化粧品としてその成果を背景に、認知度、人気が高まっているが、EGF本来のスキンケア以外の生理活性については、あまり知られていない。EGFは上皮成長因子であり、上皮とは口腔内、食道、胃、小腸、大腸の壁面もすべて含まれるため、EGFの果たす役割は大きい。

最近の傾向として、食事の際のそしゃく回数が減っていることで唾液の分泌が減り、本来唾液に含まれているEGFが消化器官にいきわたらず、このことが原因で口腔内アフタ(口内炎)や胃潰瘍、大腸炎が出来やすくなっているという。特に原因不明とされる膠原病(潰瘍性大腸炎、クローン病、腸管ベーチェットなど)の治癒には欠かせないはずのEGFが唾液分泌不足によりさらに難治性を高めていると考えられている。

そこで、協会が、RGF商品では初の試みとなるヒト臨床試験を、モニタリング試験として実施することになった。

 

(JHM 68号より)

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