7月18日(日)、DR水野の寺子屋塾シリーズ第22回を開催する。 |
7月18日(日)、DR水野の寺子屋塾シリーズ第22回を開催する。
今回のライブ手術のモニターさんは、以前に当美容外科寺子屋塾でオープン法による複合自家組織隆鼻延長術、鼻骨骨切り術、および切開法重瞼術を受けられた方です。
今度はハムラ法による下眼瞼形成術と額脂肪注入を希望されました。
ハムラ法は、米国テキサス州ダラスのSam Hamraが論文報告した方法です。
Hamraはディーププレーンのフェイスリフト考案者としても有名です。
元々はブラジルのLoebのFat pad sliding法を参考とした方法でしたが、Hamraは1995年にarcus marginalis release法として論文発表しました。
その後2004年にSeptal Reset法に変更して報告しました。
しかし、その後、他の形成外科医がFat transposition法として広め、一般に定着させました。
ハムラ法では、下眼瞼の眼窩隔膜を切開し眼窩脂肪を眼窩骨縁に滑脱させ固定し、lid cheek junctionを一体化させます。 なお結膜側から行う裏ハムラ法もよく行われています。
皮膚切開によるハムラ法では皮膚のタルミ切除ができます。その上、眼輪筋下剥離を頬骨の骨膜上剥離につなげることでSOOFチークリフトを組み合わせることができ、より若返り手術効果を高めることができます。
ハムラ法とSOOFチークリフトは相性の良い組み合わせ手術といえるでしょう。
脂肪注入による額形成術は、前回につづき2回目となります。
女性らしい丸みのある額を希望する患者さんは増加傾向にあり、寺子屋塾で症例を重ねていきたいと思います。今回も額脂肪注入法を採用します。
注入法はColemanの方法に準じて行いますが、注入操作にはMAFT(micro-autologous fattransplantationガンを使用します。脂肪は腹部もしくは太ももから吸引します。
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